生薬 薬草について 2

 生薬 薬草について 2

 

 生薬 薬草について 紹介いたします。

鹿茸(ろくじょう)漢方薬

 鹿茸(ろくじょう) 漢方薬

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基原:シカ科ニホンシカ、マンシュウシカの

     雄の頭上の未骨化の幼角を加工したもの。

薬味:甘  薬性:温

帰経:肝・腎

薬理作用:温腎補陽、強筋骨、健胃、生精補血

 1、発育成長の促進

 2、造血機能の促進:ウサギに鹿角粉を投与すると、

    赤血球・ヘモグロビン・綱状赤血球が増加する。

 3、強心作用

   中等度の投与で、心拍数を増やし、心拍出量を増加する。

参考:漢薬の臨床応用 神戸中医学研究会編

 

精血同源(せいけつどうげん)

 鹿茸(ろくじょう)は、

 西太后が愛用していたと言われ、

 中国では2千年前から用いられてきた、

 高貴な生薬の一つです。

 3日1cm伸びると言われるオス鹿の幼角で、

 成長力があり、

 腎精を補い、腎陽を強める動物生薬です。

 腎には、

 生命のエネルギーである精を蓄える機能があり、

 成長・発育・生殖を司ると言われています。

 腎精と血は、精血同源と言われ

 腎精を充実させることで、

 血を円滑に作り出すと考えられています。

 鹿茸(ろくじょう)は、動物生薬のため

 血肉友情(けつにくゆうじょう)といわれ

 人間との親和性が高く

 効能が現れやすいと言われています。

 鹿茸は、生命の源である腎精が不足した

 腎虚・腎精不足に用いられる

 補腎薬(リンク)です。

 

腎虚・腎精不足になると

  次の症状が現れます。

 生理の量が少ない。

 骨が弱い、骨粗鬆症。

 集中力の低下する。

 髪の毛が、艶が無くなり、抜けやすくなる。

 爪がもろくなる。

 足腰が弱くなる。

 歯がぐらつく。

 物忘れ、記憶力の低下。

 気持ちの落ち込み。

 しみ、くすみ、肌荒れ、しわ。

 不妊症。

 閉経が早い。

 精力減退。

 持続力の低下。

 免疫力の低下。

 不安神経症、パニック障害、うつ病、過呼吸

   などの精神的症状。

 ストレスを受けやすく、ストレスがたまりやすい。

 疲れやすく、疲れがたまりやすい。

 老化が早い。

  以上が腎虚・腎精不足で

   現れやすい症状です。

 

鹿茸(ろくじょう)を含む漢方薬

  参馬補腎丸(リンク)

  参茸補血丸(リンク)