●人間は、青い地球に存在し、緑の環境の中に生かされてきました。
太陽の光(陽)と
海の水(陰)によって生命を維持しています。
環境汚染、地球温暖化、ファーストフード、ストレス、高齢化、
パソコンやOA機器による目の酷使などにより、
身体に必要な水が不足する
細胞の中の命の水が不足する
粘膜を守る粘液が不足する
眼球を守る涙が不足する
陰虚(いんきょ)体質の方が増加しています。
●涙が少なくなるとドライアイになり
■目がゴロゴロする、光がまぶしい
■目が痛む、目の渇き
■目の充血、視力低下
■結膜炎になりやすい
■目がショボショボする
■目やにが出やすい
■目が熱い
■目が重い
などの症状が出やすくなります。
空気が乾燥する秋、冬、春先にかけて、症状が悪化します。
●原因は、ストレス、加齢、更年期、エアコン、薬の副作用、
パソコン、シェーグレン症候群、アレルギー性結膜炎、
コンタクトレンズ、紫外線、特異体質などがあげられます。
●漢方では、
体に潤いを与えて、体を守る液を、津液(しんえき)と言います。
津液がなくなると、目に潤いが無くなり、口が渇き、
皮膚が乾燥して、カサカサし、
鼻の粘膜、口、のど、気管支、胃、腸、などの、粘膜にも
潤いが無くなり、身体を外邪から守ることができなくなり、
炎症しやすくなります。
●津液が不足すると、
アトピー性皮膚炎、扁桃炎、胃炎、にもなりやすくなります。
●涙を作り出し、目に潤いと栄養を与え、
目の疲れ、充血、乾燥、視力低下、かすみ、目の痛み
を改善するために
細胞に潤いを与え
粘膜を守る粘液である
津液を作り出します。
●漢方薬の紹介