●40歳代後半から50歳代にかけて、
コレステロールや中性脂肪が、
高くなります。
特に女性は、更年期に入り、
女性ホルモンの卵胞ホルモンの低下
によって、中性脂肪が高くなる方が増えます。
コレステロール や中性脂肪が高くなると
血栓ができやすくなり、脳梗塞、狭心症、
動脈硬化、静脈瘤、眼底出血、認知症、などの
原因になります。
●肥人多痰(ひじんたたん)という言葉があります。
肥っている人は、痰が多い。という意味です。
漢方での痰とは、
中性脂肪・コレステロールなどが含まれます。
●コレステロールや中性脂肪を漢方では、
痰濁(たんだく)と言います。
血管を広げ、血流を改善し、血栓を溶かし、
痰濁を分解します。
活血剤を用いて整えます。
さらに、痰濁を分解するします。
湿熱・痰濁を代謝します。
●漢方の考えで、
高コレステロール、高中性脂肪の原因になる食生活は、
肥・甘・厚味(ひかんこおうみ)の食事と言われています。
肥(ひ)とは、
脂を使った料理:焼肉、天ぷら。
甘(かん)とは、
砂糖の多い料理:ケーキ、チョコレート、スイーツ。
厚(こう)とは、
スパイス・香辛料
(にんにく、カレー、トウガラシ、コショウ、サンショウ、
など)の多い料理。
●肥甘厚味(ひかんこうみ)の料理や お酒、たばこ
をひかえて
豆類の料理(煮豆、豆腐、納豆)や
海草の料理(海草のサラダ、味噌汁)、
線維が多く含まれ 胃腸の動きを促し
免疫力を高める茸(きのこ) の料理を
お勧めいたします。