●不安神経症 心臓神経症の症状は、
不安、動悸(リンク)、息切れ、
ストレス(リンク)、呼吸困難、
吐き気、
しびれ、胸痛、不眠(リンク)、脱力感、ふるえ、
不整脈、緊張、抑うつ感(リンク)
過呼吸(リンク)などの症状が現れます。
●心の奥底に、心の深部に
不安、悲しみ、心配、失望、驚き、恐れ、怒り、緊張が
溜まっている状態です。
まじめな人、
集中力の強い人
一途な人、
やさしい人、
周りの人に気遣いの細やかな人
感性の豊かな人
目的のために全力を使い果たしてしまう人
食欲にむらがある人
責任感の強い人
気持ちの浮き沈みの激しい人
一生懸命頑張る人、
完ぺきを求める人、
に現れる症状と言われます。
脾気虚(ひききょ)による不安神経症、心臓神経症
胃腸の消化吸収が低下した状態です。
胃腸が弱い、下痢しやすい、お腹が冷たい、
食欲がない、不安、不眠、動悸、倦怠感、
などをともないます。
胃腸の働気を助け、消化吸収をよくし
新しい血液を作り、大脳に栄養を送り、
気持ちを引き立てて、不眠、不安を改善するために
補血安神剤を用います。
●漢方薬の紹介
ストレスを発散し、緊張を解きほぐし、
身体を温め、気持ちを引き立てて、
免疫力を高め、記憶力を高め
睡眠を助ける補腎安神剤を加えて用いると、
さらに効果的です。
肝気鬱結(かんきうっけつ)の不安神経症
緊張と不安によって
身体が固まり
肩こり、動悸、息切れ、呼吸困難、不眠、
のどの痞え、ガスがたまる、お腹が脹る、
吐き気、
腹部膨満感、味覚異常
などが現れます。
自律神経の緊張を解きほぐし
身体の緊張を解きほぐす
疏肝理気剤を用います。
●漢方薬の紹介
血虚(けっきょ)による不安神経症、心臓神経症
血液不足の状態です。
貧血、冷え性、低血圧、めまい、腰痛、顔色が悪い、
生理痛、生理不順、などがあり
不安、動悸、不眠、肩こりなどがおこります。
産後、授乳中、月経後期にも血虚が起こりやすくなります。
新しい血液を作り出し、身体の隅々に栄養をもった血液をながして
改善する養血剤を用います。
●漢方薬の紹介
気虚(ききょ)の不安神経症、心臓神経症
元気不足・パワー不足の状態です。
身体が疲れやすく、疲労倦怠感、身体がだるい、
風邪ひきやすい、内臓下垂、胃下垂、
などの症状があります。
胃腸の吸収を助け、新しい血液を作り
身体の免疫力を高め、疲れをとり改善する
補気補血剤を用います。
●漢方薬の紹介
腎陽虚(じんようきょ)の不安神経症、心臓神経症
新陳代謝が低下して冷えた状態です。
手足の冷えが強く、下半身が冷えて、頻尿、などがあり
新陳代謝が悪く、特に午前中は動けない、
疲労、倦怠、不安、不眠、動悸、などの症状を
伴います。
身体の新陳代謝を活発にし、
身体を温め、身体全体の働きを正常にし、
免疫力を高め、
ホルモンを作り出し、
不安、動悸を改善するために
補腎補陽薬を用います。
●漢方薬の紹介
●腎陰虚(じんいんきょ)による不安神経症
潤いが不足した状態です。
手足のほてり、口の渇き、不安、動悸、
口内炎、不眠、などの症状には、
細胞に潤いを与え、
粘膜を守る粘液や、唾液、涙、などの津液を作り出し
改善する
滋陰補腎剤を用います。
●漢方薬の紹介
●中国の古典・黄帝大経には、
「怒りは気を上げ、喜びは気を緩め、
恐れは気を下ろし、悲しみは気を消す。」
「内傷七情はすべて、心を通して五臓を損傷する。」
情緒の激しい変動は、五臓を損傷して
病気を引き起こします。
漢方の心とは、
心臓とともに精神・感情をコントロールする機能と
考えられています。
●頑張りすぎない。
完璧を求めすぎない。
欲張りすぎない。
慌てない焦らない。
夜更かしをしない。
過度な運動を控える。
自然の中に身を置く。
自然の中に溶け込む。
自然を楽しむ。
掛け替えのない一日を大切に。
●オリエンタルハーブティーの紹介