〒318-0021 茨城県高萩市安良川293‐88
営業時間 | 午前10時~午後6時 |
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定休日 | 日曜日 ※漢方薬の勉強会出席日 不定休業することがあります。 |
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●質の良い睡眠
質の良い睡眠は、
寝つきがよく、
昼の緊張を高める交感神経の働きから
夜の緊張を解きほぐす副交感神経の働きに変わり、
血管が広がり、血流が良くなり
睡眠中に、大脳に充分な栄養が流れ
大脳の疲れが取れ、
大脳の記憶が整理されるとともに、
内臓、骨、筋肉、身体のすべての器官にも十分な栄養が流れ
全身の疲労が回復され
身体の疲れ、心の疲れが十分取れ
すっきりと心地よい目覚めになります。
目覚めた時には、心身共にエネルギーが満ち溢れます。
●レム睡眠とノンレム睡眠
レム睡眠とは、
身体は休んでいますが、
大脳が活動して、眼球が動き、夢を見て、
呼吸や心拍が不規則、
血圧も変動して
眠りが浅い状態です。
ノンレム睡眠とは、
大脳が完全に休み、
心拍数が減り、血圧が下がり
深い眠りに入っている状態です。
10時に就寝すると、
レム睡眠に入り、
12時から4時ころまでノンレム睡眠になり
4時からレム睡眠に移行します。
12時から4時ごろまでのノンレム睡眠が大切になります。
●副交感神経と睡眠
入眠時に
緊張を促す交感神経から
リラックスを主る副交感神経が優位になります。
副交感神経の働きによって
心拍数が下がり
血管が拡張して血圧が下がります。
●メラトニン
眠りを誘うホルモン・睡眠ホルモンのメラトニンは、
夕方暗くなってから分泌され
10時ごろから上昇し
午前2時ごろピークに達します。
脈拍、体温、血圧を下げて自然な眠りに導きます。
3時ごろから減少してゆきます。
メラトニンは、高齢になるにつれて
分泌が減少し、不眠や睡眠時間の減少につながります。
メラトニンは、アミノ酸から作られ、
ブドウ糖によって脳内に送り込まれます。
ダイエットなどによって、
アミノ酸やブドウ糖の摂取が減少すると
不眠の原因になります。
メラトニンは、明るい光・白色光によって
分泌が停止します。
●ストレスと不眠
ストレス(リンク)や緊張によって
ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンが分泌されます。
副腎皮質ホルモンは、
目覚めを促す覚醒ホルモンです。
ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されると、
身体が緊張して固くなり
メラトニンの働きが抑制され不眠につながります。
●不眠と記憶力
昼間学習した記憶は
夜の深い睡眠中に
大脳の海馬の部分によって整理され
記憶されます。
ストレスによって
ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンが
分泌されると
睡眠が浅くなって
大脳の海馬で記憶が整理されないため
記憶力が低下します。
●免疫力と睡眠
睡眠中の副交感神経の働きにより
ナチュラルキラー細胞やヘルパーT細胞など
免疫細胞が活発になり
免疫力が高まります。
睡眠中に骨髄の中で免疫に働く
白血球が作られます。
免疫細胞は、睡眠時に抗体を作ります。
眠りが浅いと風邪やインフルエンザの抗体が作られず
風邪やインフルエンザが治癒できません。
●美肌と睡眠
質の良い睡眠によって、
睡眠中に成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンによって
骨・筋肉・皮膚の新しい細胞が作られます。
成長ホルモンの分泌によって
肌の細胞の新陳代謝が活発になり
新しい・瑞々しい肌細胞が生まれます。
美肌や美髪は、質の良い睡眠によって作られます。
●睡眠と肥満
睡眠を促すホルモンのメラトニンは、
体脂肪を分解します。
ストレスが溜まりメラトニンの分泌が低下すると
肥満につながります。
●睡眠不足と脳内ホルモン
不眠によって脳内ホルモンのセロトニンの
活性が低下します。
そのため集中力、判断力、注意力が低下して
無気力になり、うつ状態になります。
●不眠によって
充分な栄養が大脳や身体の臓腑、器官に届かないと、
記憶力や集中力が低下して、
心身の疲れが残り、
感情のコントロールも乱れ、
ストレスと緊張が続き、
イライラ、気持ちの高まり、
憂うつ、気持ちの落ち込みが増強されます。
免疫力が低下して、病気にかかりやすくなります。
不眠は、肌荒れの原因になります。
●漢方の体内時計を表す
子午流注(しごりゅうちゅう)では、
睡眠に最も大切な時間帯は、
子の刻(23時〜1時)と丑の刻(1時〜3時)で、
子の刻は胆を表し、
丑の刻は、肝を表します。
胆と肝の臓腑の時間です。
『十一の内臓は胆から始まる。』
『子の刻の睡眠を放棄するくらいなら
一度の食事を放棄したほうがずっと良い。』
といわれています。
子の刻(胆の時間)に熟睡することが、
心と身体を健康に保つために
最も大切な時間です。
子の刻に熟睡できないと
冷え性(リンク)が悪化し、決断力が低下します。
丑の刻に熟睡できないと
怒り、憂鬱、思考力の低下につながります。
● 漢方で、
大脳に必要な栄養は、
気・血・津液・腎精になります。
気血の不足、
津液や腎精の不足、
ストレスや緊張、
血流が悪い
などが不眠の原因になります。
不足した気血を補うこと
津液や腎精を補うこと
大脳の血流を改善する活血作用
ストレスを解きほぐす
安神作用や疏肝作用が
安眠に大切です。
漢方では、自律神経の働きは肝に含まれます。
ストレスによって自律神経が緊張して
肝血虚、肝気鬱結、肝鬱化火、の状態になり
自律神経が大脳に影響を及ぼして
大脳を主る心が
心血虚、心神不交の状態になり
不眠になります。
漢方を用いて、大脳の興奮を鎮め
ストレスを発散して、
緊張を解きほぐし、
安眠に導きます。
●血虚不眠(けっきょふみん)
貧血、冷え性、低血圧、疲れやすい、
顔色が悪い、めまい、頭痛、虚弱体質
などの人に起こります。
●おすすめ食材は
黒ゴマ、レバー、クコの実、なつめ、
小豆、レーズン、鶏肉、牡蠣、豚肉
などです。
●心肝血虚(しんかんけっきょ)の不眠
ストレス・緊張による不眠です。
漢方では、
心は大脳中枢を表わし
肝は、自律神経を表します。
心と肝の血が不足すると
心の大脳が興奮し、
肝の自律神経(リンク)が緊張して、
不眠になります。
心と肝の血を補い
大脳の興奮を鎮め
自律神経の緊張を解きほぐし
心を安らかにして安眠のバランスを整える
養血安神作用の漢方薬を用います。
●陰虚不眠(いんきょふみん)
ほてり・イライラの不眠です。
イライラして動悸や胸苦しい、手足が火照る、口が渇く、
のぼせ、汗をかく症状が現れます。
身体に潤いを与え、大脳の興奮を鎮める
滋陰安神薬を用います。
●おすすめ食材は、
トマト、メロン、スイカ、キュウリ、豆乳、
ヨーグルト、すっぽん、菊花、ゆり根、梨
などです。
●肝鬱化火(かんうつかか)の不眠
イライラ・怒りの不眠です。
緊張、ストレスがたまり、イライラし、腹が立って、
頭がさえて眠れない状態です。
ストレスを発散し、緊張を解きほぐし、
安眠に導くための漢方薬を用います。
疏肝理気剤を用います。
イライラして眠れないとき
湿熱を取り除きます。
オレンジ、みかん、セロリ、ジャスミン、
ラベンダー、などです。
●腎陽虚(じんようきょ)の不眠
冷えが強い不眠です。
冷えが強く、足腰が弱く、疲れやすい、
気持ちが沈みやすい、トイレが近い、
朝起きるのが辛い、不安、決断力がない、
などの症状を伴う腎陽虚の不眠には
新陳代謝を活発にして身体を温め
体調を整える
補腎補陽薬を用います。
●生活上の注意
夕食や就寝前に、コーヒー・紅茶・ココア・チョコレート
などのカフェイン類を控えましょう。
昼寝が長いと夜の寝つきが悪くなります。
昼寝は短くしましょう。
就寝前のアルコールは控えましょう。
タバコのニコチンにも覚醒作用があります、
就寝前の喫煙を控えましょう。
●オリエンタルハーブティの紹介
受付時間 | 午前10時~午後6時 |
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お電話よりお気軽にお問合せください。
茨城県高萩市の漢方薬専門店 朱雀堂福田薬品です。
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