●じんましん は、赤く皮膚が盛り上がり、
痒みが酷くなり、2〜3時間で消失する、
変化が激しい皮膚疾患です。
●赤く痒みが強いじんましん
風熱(ふうねつ)による蕁麻疹には、
身体の中の解毒作用を高め、皮膚の炎症を鎮め、
痒みを改善する
清熱解毒利湿剤を用います。
身体の中に熱がこもりやすく
細胞や皮膚粘膜に潤いがない陰虚タイプは、
皮膚の赤みや痒みが発症しやすく、
ジンマシンが長引きます。
細胞に潤いを与え
虚熱を取りやすくするために
細胞や皮膚粘膜に潤いを与える
補陰剤を加えます。
●赤紫色で掻くと出血がする蕁麻疹
熱毒(ねつどく)によるじんましん には、
さらに解毒作用を強め、皮膚の炎症を鎮めるために
解毒清熱剤をもちいます
●ストレスがたまると出る蕁麻疹
気滞(きたい)による蕁麻疹には、
ストレスを発散して、緊張を解きほぐし
じんましんを改善するために
疏肝理気剤を用います。
●疲れると ジンマシンが出る
気虚(ききょ)による蕁麻疹には、
胃腸の働きを助け、新しい血液を作り、
身体の疲れを取り、免疫力を高め、
じんましん を改善する
補気補血剤を用います。
●風邪をひきやすく、花粉症、アレルギーの体質
免疫力が落ちているタイプ
衛気虚(えききょ)による蕁麻疹には、
免疫力を高め
汗腺の開閉を調節し
体温を調節し、
アレルギー反応を改善する
漢方薬の黄耆(おうぎ)がたくさん入っている
●冷たい風にあたったり、
冷たいものに触ったり、
汗をかいた後、冷えたり、
身体が冷えると出る、
寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん) には、
身体を温める
辛温解表を用います。
免疫力を調節し、じんましんが出来ない体質にするために
補気補腎剤を用います
●オリエンタルハーブティの紹介