●風邪、花粉症、アレルギー性鼻炎、
などが原因になり、
鼻の奥の副鼻腔に鼻汁がたまり、
鼻汁が鼻の粘膜を圧迫し、
鼻づまり、黄色い鼻汁、臭い鼻汁、
鼻汁がのどに落ちて 後鼻漏になります。
肩こり、後頭部が張って重く
頭が重い、臭いがわからない、
などの症状が現れます。
慢性になると
副鼻腔の粘膜が、細菌やウイルスによって炎症し
粘膜が化膿し、
鼻汁に血液や膿がまじり
頭重がひどくなり、
風邪をひくたびに、粘膜の炎症を繰り返します。
副鼻腔炎の痰が原因で、
咳が出て
副鼻腔気管支症候群になります。
●副鼻腔にたまった鼻汁を外に出し、
副鼻腔をきれいにするソウジシ(おなもみ)と
シンイ(こぶしの花のつぼみ)
抗菌、抗ウイルス作用があり、
副鼻腔の炎症を改善する
金銀花
(初夏に黄色い花をつけ、甘い香りがするスイカズラ)
炎症を改善する菊花
などが含まれる鼻淵丸(リンク)を用います。
●炎症が強く、痛みが強い時
炎症を改善するため、
荊芥連翹湯、 をもちいます。
●鼻づまりがひどい時
血流を改善して
鼻づまりを改善するために
活血剤を用います。
●蓄膿症 副鼻腔炎で
透明な鼻汁が詰まる、
肺気虚(はいききょ)による副鼻腔炎が増えています。
アレルギーによるものや、
アレルギー反応がなくても
風邪をひいた後、
透明な鼻汁がたくさん出て、止まらなくなる場合や、
冷たい空気を吸って、呼吸器が冷えた後に、
透明な鼻汁がたくさん出て
のどに落ちてくる状態、
蓄膿症が慢性化して免疫力が落ちて、
透明な鼻汁が出る時、
肺の気虚(ききょ)、肺の陽虚(ようきょ)
になっています。
肺気虚、肺陽虚は、免疫力が落ちて
鼻、副鼻腔、のど、気管支、
の粘膜の水分代謝が異常になり、
粘膜に水分が溜まり、細胞から粘液がにじみ出て
透明な鼻水、痰になり、副鼻腔に溜まります。
細胞がむくんで頭を圧迫し、頭重になります。
●鼻、副鼻腔の粘膜の免疫力を高めるために
補気剤を用います。
細胞に溜まり、にじみ出た鼻水、痰を取り除くために
去痰剤を用います。
●鼻汁がのどに落ちる後鼻漏には、
透明の水溶性の痰には
去痰剤を用います。
黄色い粘っこい粘稠痰には
清熱化痰剤を用います。
●炎症した副鼻腔の皮膚粘膜を修復し
免疫力を高め蓄膿症を改善するため
補気補腎剤
を加えます。
●冷えが強い時
新陳代謝を活発にして免疫力を高め
副鼻腔炎を改善するために
補腎補陽薬を用います。
●副鼻腔炎にたまった、鼻汁がのどに落ちて
気管支に落ちて痰になり、刺激になり
気管支炎になります。
気管支の炎症を鎮めるために
を加えて用います。
●副鼻腔炎が慢性して
鼻が詰まり、粘膜がむくんで
鼻血が続く時
活血止血剤を用います。
●オリエンタルハーブティの紹介