●シミは、顔面、とくに前額、頬、鼻背、
目のまわり、口のまわりなどにみられます。
比較的境界がはっきりしていて鮮明な
淡褐色ないし暗褐色の色素斑で、大きさもいろいろです。
成年女性に多く、男性にも見られます。
紫外線やストレスに影響を受けると言われます。
シミは、皮膚基底層を中心にメラニンが増え
代謝が低下すると、色素が表皮に溜ってシミになります。
シミは、肝斑とも言います。
五臓の中の肝の働きに関係しています。
漢方で、肝とは自律神経を含みます。
自律神経(リンク)の緊張によって
血流が悪くなり、シミ・そばかすが生じます。
女性は、35歳から卵胞ホルモンの分泌が低下して
プレ更年期(リンク)に入り
月経(リンク)が乱れたり
細胞に潤いがなくなり
シミ、しわ、肌荒れに向かいます。
●漢方では、
血流を改善し、新しい栄養をもった血液を
皮膚に送り、新しい皮膚粘膜を作り出し、
皮膚の代謝を活発にし、シミを改善するために
活血薬を用います。
新しい血液を作り出し
皮膚に栄養をもった血液を送る当帰、
新しい皮膚粘膜を作り出すための
補血薬を用います。
皮膚粘膜の細胞に潤いを与え
皮膚の炎症を鎮め
新しい皮膚粘膜を作り出し、
皮膚粘膜を守ります。
更年期からのシミ・そばかすには、
補腎薬によって細胞に潤いを与えます。
皮膚粘膜に潤いを与え
皮膚粘膜を再生する
抗炎生肌剤、生肌潤膚剤を用います。
ストレスがたまりやすく、イライラがあったり、肩こり、
緊張しやすかったり、月経前期症候群などの症状には、
ストレスを発散し、緊張をときほぐし、
ホルモンのバランスを整え、シミを改善するために
疏肝理気剤を用います。
●紫根が含まれます。
●おすすめ漢方薬
●オリエンタルハーブティの紹介