食欲不振
●食べられない。食べる気がしない。空腹感がしない。
お腹が減らない。いつもお腹がいっぱいで食べられない。
食べても美味しくない。味が無い。
少ししか食べられない。
少し食べただけでお腹がいっぱいになる。
料理の臭いで食べられない。
食欲不振が長く続くと、貧血、冷え性、低血圧、
慢性疲労、うつ病、
自律神経失調症、パニック障害、不安神経症、
不眠、内臓下垂、
高血圧、便秘などにつながります。
●脾胃気虚(ひいききょ)の食欲不振
胃腸が弱り、胃腸の働きが緩慢で、胃腸の動きが悪く、
消化吸収が弱いため少しの食事でお腹が張る、
息切れ、疲れやすい、痩せて太れない、
便が柔らか、お腹に力が入らない、
などの症状があります。
消化吸収を助け、胃腸を元気にする
健脾益気作用の漢方薬を用います。
●漢方薬の紹介
健胃顆粒(リンク)
●肝脾不和(かんぴふわ)の食欲不振
ストレスがたまりやすい、緊張が強い、
肩こり、目の疲れ、ため息が多い、
イライラ、気持ちの落ち込み、不眠、動悸、
胃や腸が張っていつもお腹いっぱい、口が苦い、
げっぷが多い、ガスが多い、
などの症状を伴う食欲不振です。
肝とは、自律神経の働きを含みます。
ストレス、緊張によって
アドレナリン、ノルアドレナリンが分泌し
交感神経の緊張が高ぶり、
消化器系の働きが抑制され、
胃腸の働きが固まって、異常発酵がおこり、
胃腸にガスがたまり、腹部膨満感が生じます。
ストレスを発散し、緊張を解きほぐし
気の流れを良くして、気滞を改善する
疏肝理気剤の漢方薬を用います。
●漢方薬の紹介
開気丸(リンク)
四逆散
●脾胃湿熱(ひいしつねつ)の食欲不振
肥甘厚味 の食べ物、
甘いもの、油っこい食べ物、
香辛料(にんにく、トウガラシ、カレー、コショウ)の多い食べ物、
お酒、タバコなどを多飲多食して
身体に湿熱がおこります。
ゲップが臭い、体臭がある、臭いの強い汗をかく、
ベトベトした便、色の濃い小便、
などの症状を伴います。
身体の湿熱を取り除く
清熱化痰作用の漢方薬を用います。
●漢方薬の紹介
温胆湯(リンク)
●脾胃虚寒(ひいきょかん)の食欲不振
胃腸が冷えて、胃腸の働きが弱って食欲不振を起こします。
冷たいものを摂るとお腹がゴロゴロして、下痢をしてしまいます。
胃腸を温めて消化吸収を助ける
温陽脾腎の漢方薬を用います。
●胃陰虚(いいんきょ)の食欲不振
胃腸の粘膜を守る粘液が無くなり、
胃の粘膜が赤くただれて
胃の粘膜が委縮して
胃の中の食べ物が動くけなくなり、
胃の粘膜に食べ物がくっついた感じになり、
食欲不振を起こします。
口の渇き、胸やけ、コロコロ便などの症状を伴います。
滋陰養胃作用の
漢方薬を用います。
●オリエンタルハーブティの紹介
晶三仙(リンク)
胃 十二指腸潰瘍(リンク)
ストレス(リンク)
夏ばて(リンク)
味覚異常(リンク)
自律神経失調症(リンク)
パニック障害(リンク)
うつ病(リンク)
