ストレス 

 

     ストレス 

   

ストレスを受けることによって

 反応期、抵抗期、疲労期と

 心と身体が変化してゆきます。

 ストレス反応の段階

 1、反応期

 外部のストレス刺激によって反応が始まります。

 2、抵抗期 

 ストレス刺激によって

 大量のストレスホルモンが分泌されます。

 副腎皮質からグルココルチコイドが放出され

 肝臓や筋肉に作用して

 活動や戦うエネルギーの糖が

 血液中に増えます。

 副腎髄質からアドレナリン

 神経末端からノルアドレナリンが放出され

 心拍数が増え、血圧が上昇します。

 

 副腎髄質ホルモンのカテコールアミンと

 副腎皮質ホルモンのコルチゾール

 が分泌されます。

 ストレスホルモンの大量分泌により

 心拍が高まり、血圧が上昇し、血糖値が上がり、

 血液中の糖がエネルギーに変化して

 熱を作り出し

 身体に熱がこもります。 

 発汗やイライラや動悸がおこります。

 ストレスに対して防御しようとし

 大脳も興奮状態になって、気持ちも高まります。

 3、疲労期 

 ストレス刺激が続くことによって、エネルギーが消耗され

 疲労倦怠がおこり、免疫力が低下します。

 心も身体も消耗して

 気持ちが沈んで心が疲弊します。 

 

現代は、ストレスの時代と言われています。

 何らかの原因で、ストレスを受けています。

  ストレスがかかると、身体の筋肉は緊張し、

  硬くなり、肩こり、首筋の筋肉が硬くなります。

 

  筋肉が硬くなると、

  筋肉の中の血管も硬く収縮します。

  血管が収縮すると、血流が悪くなります。

  栄養を含む新しい血液の流れが悪くなり、

 身体のすみずみの細胞に栄養が届かなくなります。

 

  栄養が細胞に届かなくなると、

  細胞の新陳代謝が悪くなり、

 身体全身の働きが悪くなり、疲れやすくなります。

 

  ストレスがたまり、イライラ、肩こり、不眠、になると

  自律神経(リンク)の緊張で、胃腸の働きが止まり、

 胃腸に食べ物が滞り、口が苦くなり(リンク)、

 異常発酵が起こり、

 ガスがたまり、腹部膨満感になり、

 おならがよく出る(リンク)、 

 お腹が張って、吐き気がして食欲もなくなります。

 

ストレスによって、交感神経の働きが優位になり、

 血管が収縮され

 毛細血管が縮んで細くなり

 細くなった毛細血管の中を

 速いスピードで赤血球や血小板や白血球が流れるため

 毛細血管の内皮細胞が傷つきます。

 損傷部分に血小板が付着して

 血栓になります。

 強いストレスが持続されると

 毛細血管に血栓が発生します。

 

ストレスと不眠と記憶力

 昼間に起こった行動や思考は、

 夜熟睡している時に

 大脳の海馬で整理され

 記憶が定着します。

 ストレスによって

 ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンが

 分泌過剰になると

 副腎皮質ホルモンは、覚醒ホルモンのため

 睡眠を妨げ

 睡眠が浅くなります。

 それによって

 大脳の海馬での

 記憶の定着が妨げられます。

 記憶力が低下します。

 

ストレスによって次の症状がおこりやすくなります。

 ストレスによって身体の筋肉が固まり、

  頭痛(リンク)

  ・肩こり(リンク)を感じます。

 めまい(リンク)

  ・メニエール・耳鳴りの症状が現れます。

 目の疲れ、ドライアイ、充血、目のかすみ、目の痛み、を感じます。

 お腹がすいた感じ・空腹がなく、吐き気がする、

  食事がおいしく感じられない。

 胃が緊張で固まり、胃の中で異常発酵がおこり、

  胃にガスがたまり、

  胃が膨らんで膨満感(リンク)を起こします。

 大腸が痙攣と弛緩を繰り返し、

  痙攣して便秘を起こし、弛緩して下痢を起こし、

  下痢と便秘を繰り返します。

 濃い胃液が過剰に出て、胃の粘膜がただれ、胃痛、嘔吐、

  胃十二指腸潰瘍、

  逆流性食道炎(リンク)などがおこります。

 小腸や大腸がただれて、潰瘍ができて、出血をおこし、

  潰瘍性大腸炎、クローン病などがおこります。

 大腸が緊張して痙攣し、下痢・腹痛を起こし

  過敏性腸症候群(リンク)を起こします。

 のどにつかえを感じ、のどがつまった感じで、

  食べ物を飲み込むと痞える感じがします。

  漢方で梅核気、痰気鬱結と呼ばれます。

 血管が収縮し、脈拍が早くなり、動悸がして

  高血圧になります。

 膀胱が緊張して、

  収縮しトイレが近くなり、頻尿を起こします。

  膀胱の括約筋が痙攣し、尿が出なくなり、尿閉を起こします。

 大脳の緊張、大脳の興奮により

  夢を多く見て、眠りが浅くなり、不眠(リンク)になります。

 吸気が過多になり、

  過呼吸・過換気症候群(リンク)になります。

 女性ホルモンの分泌が乱れ、

  生理不順(リンク)

  不妊症(リンク)

  更年期(リンク)

  などがおこりやすい。

 生理の前になると乳房が張る感じがする。

 男性ホルモンの分泌低下により、

  インポテンツや早漏になります。

 免疫力が落ちて、病気にかかりやすく、

  病気が治りにくくなります。

 口の渇きや味覚異常がおこります。

 血管が収縮して、血流が悪くなり

  下半身の冷えと、上半身ののぼせ を感じます。

 胸が詰まる感じがして、息苦しく、

  息が詰まって呼吸ができない感じがします。

 手足の冷え、手足のしびれを感じます。

 手足のほてり、口の渇き、ドライシンドロームを引き起こします。

 汗腺の調節に異常をきたし

  多汗症(リンク)や汗をかかない状態になります。

 身体が急に熱くなり、顔がほてり、発汗をする。

 緊張を身体の動きで発散するチック症になりやすい。

 疲労・倦怠・慢性疲労症候群をおこします。

 動悸・不安・パニック障害(リンク)を起こします。

 記憶力・集中力・注意力が低下します。

 じんましん・アトピーがおこりやすくなります。

 脱毛・円形性脱毛症がおこりやすくなります。

 気持ちが落ち込んで、

  気力が無くなり、うつ病(リンク)になりやすい。

  イライラ・怒りなど気持ちの高ぶりが抑えられない。

 あくび・ため息 をよくする。

 胸がドキドキして、胸がいたい。

 

漢方を用いて

 大脳の興奮を鎮め、ストレスを発散し、

 緊張を解きほぐし、

 安眠に導き、

 心と身体の疲れを取り除きます。

 

肝血虚(かんけっきょ)のストレス

 胃腸の働きが弱く、便がやわらか、

 貧血、冷え症、頭痛、肩こり、めまい、

 顔色が白い、気持ちが落ち込みやすい、

 過呼吸、

 パニック、うつ病、不安、心配、不眠、不正出血、

 などの症状があります。

 胃腸の働きを整え、新しい血液を作り出し、

 ストレスを発散し、免疫力を高め、気持ちを前向きに

 穏やかに緊張を解きほぐすために

 心脾顆粒(リンク)を用います。

 オリエンタルハーブティの

 シベリア人参茶(リンク)を加えます。

おすすめの食材

 にんじん、黒ゴマ、烏骨鶏、レバー、

 イチゴ、枸杞の実、小豆、ブドウ、黒米、なつめ、

 

肝気鬱結(かんきうっけつ)のストレス

 ストレスがたまりイライラして気持ちが高ぶり、 

 のぼせ、肩こり、不眠、月経前症候群、

 とくに生理の前にイライラしたり胸が張った

 感じがします。

 ストレスを発散して、気持ちを静め

 気持ちを穏やかにする

 逍遥丸を用います。

 オリエンタルハーブティの

 シベリア人参茶を加えます。

おすすめ食材

 オレンジ、ミカン、レモン、春菊、

 ジャスミン、パセリ、せり、ローズヒップ、

 

肝脾不和(かんぴふわ)のストレス

 ストレスによって

 胃腸の働きが固まり、胃腸にガスが溜まり、

 お腹が張って苦しく、

 食事がおいしく感じない、

 などの症状を表します。

 ストレスを発散して緊張を解きほぐし

 胃腸動きを正常にするために

 開気丸(リンク)、

 四逆散を用います。

 オリエンタルハーブティの

 シベリア人参茶を加えます。

 

オ血のストレス

 血流が悪い、

 アザができやすい、生理痛・子宮筋腫がある。

 腫瘍がある。舌や唇が紫色。

 頭痛・肩こりがひどい。

 手足がしびれる。

 血流を改善するために

 冠元顆粒(リンク)、

 田七人参茶などを用います。

おすすめ食材

 にんにく、玉ねぎ、いわし、サバ、サンマ、

 らっきょう、桃、ローズヒップ、サンザシ、

 

陽虚(ようきょ)のストレス

 手足が冷える。基礎代謝が低い。

 トイレが近い。

 冬寝る時に、湯たんぽ・電気毛布を使う。

 下半身が冷える。

 憂鬱・気持ちの落ち込みが強い。

 身体を温めて、 基礎代謝を上げるために

 参茸補血丸、参馬補腎丸を用います。

おすすめ食材

 ニンニク、玉ねぎ、山椒、生姜、ねぎ、

 クルミ、カボチャ、エビ、シナモン、

五月病 適応障害(リンク)

季節と漢方薬(リンク)

 

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