●骨粗鬆症は、骨の中に隙間が出来て、スカスカに
なってしまう病気です。
腰や背中が痛んだり、
腰が曲がって丸くなり、
背が縮んだり、
骨折しやすくなる、
などの症状が現れます。
●骨は、骨芽細胞によって、新しい骨が作られ
破骨細胞によって、古い骨が壊されて、
骨は新陳代謝しています。
女性ホルモンのエストロゲンが、骨の新陳代謝を
コントロールしています。
女性が、更年期に入りエストロゲンの分泌が減少すると、
新しい骨を作る骨芽細胞の働きが弱り、
新しい骨を作るのが遅くなり、
古い骨を壊す破骨細胞の作用が増すことにより、
骨粗鬆症になります。
また、ダイエットや偏食によっても骨粗鬆症になります。
●漢方には、
『腎は、骨をつかさどり、髄を生じ、脳に通ず』
という言葉があります。
漢方で言う腎は、免疫力を高め、ホルモンや骨、髄を作り出し
成長、発育、生殖をつかさどっています。
その腎の働きを高める補腎薬を用います。
手足が冷えるタイプには、
身体を温め新陳代謝を高め
骨、筋肉、スジに栄養を流し、
骨を作り出すことを促します。
補腎剤を用います。
手足が火照り、口が渇くタイプには、
身体に潤いを与え、骨を作り出すために
滋陰補腎剤を用います。
血流が悪いオ血のタイプには、
血流を改善し、カルシウムやビタミンDを
骨に流し、新しい骨を作るために
活血剤を用います。
骨粗鬆症で、足、腰、関節に痛みを感じる時には、
新しい骨を作り出し、筋肉、スジを作り出し、
痛みやしびれを改善するために、
用います。
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