用いる漢方薬も変えて用います。
●カゼの予防には、免疫力を高め、汗腺を調節し、
体にバリアーを張って、カゼやアレルギー性鼻炎を
予防する働きのある漢方薬の
黄耆を主成分に
体の表面を温めて、発表する漢方薬の防風、
胃腸の働きを助ける白朮などです。
肺気能を高め
免疫力を高め、免疫力を調節します。
●風邪、インフルエンザ、ノロウイルスの予防には、
抗菌・抗ウイルス作用があり
清熱解毒作用が最適です。
咽の炎症を鎮め
咽の粘膜に潤いを与え
咽の粘膜を守る
清熱利咽、潤肺化痰、生津止渇作用の
漢方薬を用います。
咳や気管支炎の予防には、
咽や気管支や肺に潤いを与えて
呼吸器系を守る
漢方薬を用います。
●カゼの邪が体内に入り、体の表面が熱く、
のどの炎症、痛み、腫れ、発熱を感じる風邪には、
身体の熱をとり、
のどの炎症、痛みを取り除きます。
●身体の表面に、
寒気を感じ、
クシャミ、鼻水、頭痛には、身体を温めて
症状を改善する漢方薬を用います。
●おながか冷えて、下痢を伴う、消化器性のカゼには、
消化器を整えカゼを改善する漢方薬を用います。
☆咳に用いる漢方薬。
●のどや気管支が炎症して、
黄色い粘りのある痰がのどに付き、
強い咳が出る時には、のどの炎症を取り除き、
咳を改善する漢方薬を用います。
黄色い痰を取り除くための漢方薬を用います。
炎症に加えて、のどや気管支の粘膜を保護する
粘液が不足した、
乾いた咳、たんの切れにくい咳、口の渇き、
には、のどや気管支を保護する粘液を作り、
炎症を改善する漢方薬を用います。
咳が慢性化し、気管支炎、気管支喘息に移行し、
肺機能が弱って、いる場合には、
その炎症を取り除き、弱った肺機機能を助け
肺や気管支の粘膜に潤いを与え、
粘膜を保護するために、
●透明の水溶性の痰で、クシャミ、鼻水を伴い、
気管支が冷えている咳には、
気管支を温め、冷たい咳を取り除き、
咳を改善する漢方薬を用います。
さらに慢性化し、肺が冷えて、
肺機能が弱っている場合には、
肺を温め、
弱った肺機能を補う作用をもつ漢方薬を用います。
●カゼから、滲出性中耳炎に移行した場合、
内耳にたまる滲出液をさばき、
損傷した皮膚粘膜の再生を助け、
免疫力を高める目的で、
漢方薬を用います。
●畜膿症には、
副鼻くうの炎症をとり、
粘膜を修復し、免疫力を高めるため、
鼻淵丸(リンク)を用います。
●カゼから移行した、慢性の頭痛には、
カゼの邪を追い出し、身体を温め、
血流を改善するため、漢方薬を用います。
●オリエンタルハーブティの紹介
●漢方は、体質を良くお聞きして、
体質に合った漢方薬を見つけることが大切です。