ドライシンドローム 乾燥症候群

  

 ドライシンドローム 乾燥症候群

   

人間は、青い地球の中に、緑の自然の中に生かされてきました。

  太陽の光(陽)と海の水(陰)によって

  生命を維持してきました。

  宇宙から見た地球は、青く輝いています。

  地球の表面の10分の7が水で覆われて

  地球は水の惑星と言われます。

  地球の一部である人間の中にも水があり

  細胞の中にも、潤いを保ち生命に最も大切な水があります。 

 

  地球温暖化、ファーストフード、ストレス、

  高齢化、パソコン・OA機器などによって

  身体の潤いが不足した

  乾燥体質(ドライシンドローム)、

  漢方で言う陰虚(いんきょ)の体質の方が増加しています。

  また、

  更年期を過ぎて、免疫力が乱れて

  膠原病のシェーグレン症候群になります。

  シェーグレン症候群は、

  ドライアイ、ドライマウスなど皮膚粘膜が乾燥し

  炎症を起こす症状です。 

 

ドライシンドローム 乾燥症候群とは、

 身体全身の細胞、皮膚、粘膜に潤いが無くなり

  ドライアイ(目の渇き)、ドライマウス(口の渇き)、

 ドライスキン(乾燥肌)、ドライバジャイナ(膣の乾燥)

 などの症状が現れます。

 ドライアイ(目の渇き)

    目がゴロゴロする

    目がショボショボする

    目が痛む

    目やにが出やすい

    目が熱い

    目が重い

    目が充血しやすい 

 ドライマウス(口の渇き)

    声がかれる

    口がネバネバする

    舌がヒリヒリ、ピリピリする

    口が渇く

    飲み込みにくい

    水を良く飲みたがる

    話しにくい

    唇が割れる

    口臭が気になる

    口が渇いて夜中に起きる 

 ドライスキン(肌の渇き)

    皮膚が乾燥する

    痒みがある

    肌荒れしやすくなる

    粉を吹いたようになる

    皮がむけたようになる

    湿疹が出来やすくなる 

 ドライバジャイナ(膣の乾燥)

    膣周辺がヒリヒリする

    膣周辺にいたみがある

    膣周辺に痒みがある

    性交痛がある

    膣炎などになりやすい

    下着が触れるだけで、痒み違和感がある

 などの症状を伴います。

 さらに、 

 胸やけ、便が固い、  

 尿の色が濃い、潮熱、寝汗、手足のほてり、

 のぼせ、不眠、口臭、口内炎、歯肉炎、歯槽膿漏、 

 便秘、などの症状を伴う場合もあります。

 

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身体の潤いを保つ、水分は生命の源です。

水は、体重の約60〜70%。

水は、血液中に約90%。

水は、筋肉中に約70%。

水は、眼球に約90%。

水は、脳、肺、腎などの器官に約80%。

水は、骨に約10〜20%。  

水は、細胞内液で、体重の約40%、

 細胞外液では、約15%と言われます。

この身体に大切な潤いが無くなってしまうのが、

ドライシンドロームです。

 

赤ちゃんの時、体重の約80%あった水分の量は、 

 大人になると約60%〜70%になり、

 更年期を過ぎると約50%に減ってしまいます。

 水分量が減ると、細胞内の水分も減少し、

 新しい細胞を作り出す新陳代謝も下がり、

 皮膚粘膜を守る粘液や、涙、唾液、などの体液も

 減少してゆきます。 

 

ドライシンドローム 乾燥症候群の原因は 

 ストレス、薬の副作用(抗ガン剤、抗鬱剤など)、筋力低下、

 シェーグレン症候群、糖尿病、放射線治療、アトピー性皮膚炎、

 加齢(更年期から)、慢性病、発熱性疾患、大手術の後、

 香辛料の食べ過ぎ、萎縮性胃炎、胃十二指腸潰瘍、

 睡眠不足、気管支炎、喘息、自律神経失調症、膠原病、

 甲状腺機能亢進症、老人性皮膚乾皮症、

 女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下、 

 エアコンによる乾燥、パソコンによる疲労、 

 遺伝的体質、などが原因となります。

 

漢方で、五液(ごえき)とは 

 漢方では、肝、心、脾、肺、腎 の五臓に分けて考える

 五行説(リンク)という考えがあります。

 

 涙(肝)、汗(心)、涎:よだれ(脾)、

 涕:はなみず( 肺)、唾(腎)や

 細胞、皮膚粘膜に潤いを与える体液の総称を

 津液(しんえき)と言います。

 

 ドライシンドロームは、

 漢方で

 細胞に潤いを与え、体液を作り出し、

 身体に潤いを与える 津液(しんえき)が不足した状態

 陰が虚した状態

 津液不足(しんえきふそく)・陰虚(いんきょ)になります。

 

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細胞に潤いを与える津液を補う漢方 

 涙、汗、涎、鼻水、唾を作り出し

 細胞、皮膚粘膜に潤いを与える

 麦味参顆粒(リンク)を用います。

 オリエンタルハーブティの

 香西洋参(リンク)

 百潤露(リンク)を加えます。

 

 皮膚粘膜に潤いを与え、

 壊れた皮膚粘膜を再生し、皮膚粘膜を守る

 紅沙棘(リンク) を加えます。

  

手足がほてる、口が渇く、足腰が重だるい、疲れやすい、

 健忘、聴力低下、のぼせ、耳鳴り、夜間頻尿、めまい、寝汗、

 などの腎陰虚(じんいんきょ)の症状には、

 細胞に潤いを与えて、

 手足のほてり、口の渇きを改善する

 滋陰補腎薬の 

 瀉火補腎丸

 星火亀鹿仙

 を用います。

  

ドライアイ、目の渇き、目の充血、目のかすみ には、

 涙を作り出し、目の疲れ、目の充血、かすみ目 を改善する

 滋補肝腎剤の 

 杞菊地黄丸を用います。

  

手足がほてり、大脳が興奮して眠れない時には、

 手足のほてりを改善して、大脳の興奮を鎮めて

 安眠に導くために

 補腎安神剤の 

 天王補心丹

 を加えて用います。

 

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潤いを与える食材

 ユリ根、セロリ、豆乳、豆腐、小松菜、アスパラガス、トマト、

 梨、いちご、キュウリ、メロン、卵、鶏肉、豚肉、かも肉、かき、はまぐり、

 ホタテ貝、なまこ、ごま、ヨーグルト、ホットミルク、

  

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