●黄体機能不全は、
黄体ホルモンの作用が低下して
高温期が保てない状態を言います。
そのため
不妊症の原因になります。
原因は、卵巣が老化して
排卵後の黄体から分泌される
黄体ホルモンの分泌が低下しているためです。
黄体ホルモンの働きが低下してる女性が増えています。
基礎体温表(リンク)を見ると
排卵後の体温上昇が悪く、なかなか上昇せず、
高温期になっても、安定した高温期を維持できず体温が上下したり
高温期が10日以内と短い。
排卵後の黄体ホルモンの分泌不足により
子宮内膜が薄くて硬く、受精卵が着床できず
早期流産の原因になります。
●漢方では、
新しい血液を作り、ホルモンの分泌を促し、
身体全体を整える
補気補血剤を用います。
新陳代謝を活発にし
卵巣と子宮を若返らせるために
黄体ホルモン、卵胞ホルモンの分泌を促すために
補腎補陽薬を用います。
ストレス 緊張や高プロラクチン血症がある場合には
気の巡りを改善する
疏肝理気剤を用います。
ストレスを発散し、緊張を解きほぐし、
気持ちを安らかにして、安眠に導く
安神剤を用います。